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働き始めた今だからこそ言える、留学中にしておきたかったこと。学生、ワーホリ組へのアドバイス。

海外留学にも数ヶ月の短期のものから、1年以上の長期のものまで、人によって期間は様々だと思います。また、突発的に留学を決意しそのままの勢いで日本を飛び出した方やじっくりと時間をかけ計画を練った方など、一言に海外留学と言っても、期間や内容は人によって異なることでしょう。私の交流のある留学経験者に話を聞くと、どんなに準備に時間をかけた方であっても、留学中にもっと○○をしておきたかったというような後悔に近い思いを抱いている方が多くいます。

留学前にどんなに準備に時間をかけても、滞在中に様々なことに触発され、留学に行く前に想定していたことと別のことに強い興味を持つということも珍しくありません。そこで今回は、様々な留学経験者に聞いた「働き始めた今だからこそ言える、留学中にしておきたかったこと」についてご紹介しようと思います。

 

ビジネスマン(日本人駐在員、現地人)との交流をする

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留学を経験し就職活動を始める方の中には、留学経験を生かした働き方がしたいと考え「海外への輸出入などの海外に関わる会社」や「海外に拠点があり、海外駐在の可能性がある会社」に就職をしたいという方が多くいらっしゃいます。また、仕事選びの際には、実際に希望する仕事に従事している方に出来るだけ多くお会いし、話を聞くことが大変重要だと言われています。

しかし、日本で海外に関わる仕事に従事している方に個人的に話を聞く機会を持つことは簡単ではありません。ましてや実際に現在進行中で海外で働いている方の話を聞く機会など、日本にいては到底叶いません。そのため、留学中に出来るだけ多く、留学先の国で働いている日本人の方に会う機会を持つべきなのです。

海外で働く日本人の方も、現地では身近に日本人の知り合いも多くなく、休日や勤務終了後は意外と時間があるという方も少なくありません。もちろん全ての方がそのような方と会うコネクションを持っている訳ではないと思います。

そこで海外に住んでいるからこそできる、現地日本法人に手紙を送ったり、会社の前で出待ちをして直接お願いするなどの方法も大変有効だと言えます。

また将来海外で働きたいと考えている方は、現地で働く日本人だけでなく、現地人のビジネスマンと話す機会も大変重要です。こちらは留学先で出会った友人の両親や教授に頼めば簡単にアレンジしてもらえることでしょう。

国によっても働き方や法律も異なり、ただ単に海外で働きたいとぼんやり考えているだけでは明確にイメージができず、結果的に海外就職するという目標が現実的ではなくなってしまうこともあります。ぜひ海外に住んでいるうちに、日本人、現地人問わず多くのビジネスマンと会い、将来の「働く」ということについて多くのアドバイスや刺激を受け取ってください。

ちなみに私の知り合いにハワイ就職を果たした方がいますので、よかったらコンタクトしてみてください。
 

現地の最新、流行のサービスを知る

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海外留学が初めての海外経験だという方も珍しくなく、多少の海外経験のある方でも、日本では見たことも聞いたこともないその国独自の最新のサービスを利用することには抵抗がある方が多いのではないでしょうか。

最近では欧米を中心にuberという配車サービスがタクシーの代わりに普及していますが、そのようなサービスも最初は知らない人の車に乗るのは怖いという考えもあるでしょう。

しかし、せっかく海外に住んでいるため、そのようなサービスも一度は経験してみると、帰国後に働き始めた際、新規事業のアイディアに繋がったりということも珍しくありません。日本で台頭してきているベンチャー企業の多くも、海外の最新サービスからインスピレーションを受け、起業したという話もよく耳にします。

そのような最新サービスは現地に住んでいる時が最もスピード感を持って体感することができ、情報を仕入れることができます。

日本でもニュース等で海外の最新サービスについて見たり読んだりすることもあるかとは思いますが、それらはまず海外でサービスがリリースされ、現地のニュースに取り上げられ、そのニュースを日本人が見つけ翻訳し、ようやく日本で私たちの目に入ってきます。

この流れを踏む前と後ではスピード感が全く異なります。海外に住んでいるという強みを生かし、最新の情報収集にも取り組んでみてください。

 

現地の企業について知る

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近年日本においても、食品関係の企業を中心に工場見学や製造体験などのイベントを積極的に行っています。特に日本酒やビールの工場見学は外国人観光客にも大人気で、話題となっていると思います。そのような機会を通じ、日本の企業について興味を持つ外国人も多くいます。 

しかし、私が聞く限り、留学中の日本人が留学先の国の企業に興味を持ち、調べたり訪問したりというようなことをしている方はあまり多くないように感じます。

ましてや学生であれば、ビジネスマンが行けないような企業であっても、学生であれば訪問できるという企業も多くあると思います。

その訪問をきっかけにその会社で働き始めるということもあることでしょう。

留学中は、その留学中のことだけを考えるだけでなく、その後に繋がる動きというのもしておくべきだと言えます。

 

ブログ、アフェリエイトを始める

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海外留学をすることをきっかけにブログを書き始めるという話はよく聞くかと思いますが、まだまだ書いていない方は多くいらっしゃいます。誰かに見せるためでなくても、自分が留学中に何を考え、何をしていたのかを後々見返すメモとしても大変便利です。

学生であれば就職活動の自己分析等を行う際に、留学についてのエピソードを入れると思いますので、その際にも自分の留学について詳細に見返すことができるブログは、就活にも役立つツールになり得ると言えます。 

また、少々視点を変えてビジネス目線でこのブログを見ると、滞在中に書くブログにアフェリエイト広告を掲載するというのも大変良い経験になります。

アフェリエイト広告を掲載し、少しでも稼ぎが見込めると、ブログに記載する内容もいかに読者に読んで貰えるかというような工夫をするようになり、後々に役立つ文章力の向上にも繋がります。

海外滞在中はブログのネタ探しに困ることもないと思いますので、滞在の記録+文章力向上という意味でも、ブログ、アフェリエイトをお勧めします。

allabout.co.jp

 

スモールビジネスに挑戦する

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スモールビジネスと言うとハードルが高く感じるかもしれませんが、例えば「日本から持参したTシャツをフリーマーケットで販売する」や「書道で幾つか作品を書き、オークションサイトで販売する」などどんな小さなことでも良いと思います。

ここで何故スモールビジネスかと言うと、フリーマーケットで販売するにしても、オークションサイトで販売するにしても、その国の言語を話したり、書いたり、読んだりできるようになる必要があります。

たとえまだ流暢に理解できない場合にでも、わからないなりに調べて理解しようとしたり、向上させようと努力をすると思います。特別な目的がなく、言語を勉強したり、マーケティングなどの専門を勉強したりというのはかなり困難なのが実情です。

そこでスモールビジネスという目標を自分で設定することで、学習のモチベーションにも繋がりますし、海外でビジネスをしたという大きな自身にも繋がることでしょう。帰国後には就職をするという方が多いと思いますので、留学中に少しでもビジネスの感覚を掴んでおくと、就職活動においても、一歩リードできること間違いありません。]

ちなみにこのようなスモールビジネスが探せるクラシファイド掲示板としてはCraigs Listなどが有名です。

 

まとめ

私も含め、多くの留学経験者にこの記事の執筆のために話を聞き、「働き始めた今だからこそ言える、留学中にしておきたかったこと」についてご紹介させて頂きました。やはり多くの方がよりビジネスについての経験を持つべきだったと考えている傾向にあります。アルバイトでしか働いたことがない学生にとってはかなり困難なことかもしれません。しかし、その時期に留学先でビジネスについて少しでも学び、実行するということに価値があります。

ぜひとも留学中は、学ぶこと、遊ぶことも大事ですが、少しでもビジネスについても考えてみてはいかがでしょうか。