おすすめ英語勉強本と留学、海外就職ブログ

海外就職、留学、英語学習法などについてのブログです。

え? 「UFO」って「ユーフォー」じゃないの? 日本語と違う略語の発音とその使い方

f:id:wing1:20180128203538j:plain

「UFO」という言葉は、誰でも目にしたことがありますよね。 未確認飛行物体を意味する英語の略語です。

ですが、お聞きしたいのは読み方。 そんなの「ユーフォー」に決まっている、と多くの方がおっしゃるかも知れませんが、実はそれは和製英語英語圏では通用しないのです。

では、正しく発音するとどんな風になるのでしょうか? 今回はこの「UFO」という言葉から、英語の略語の読み方、使い方をご紹介したいと思います。    

「UFO」の読み方とは? だれでも知ってる略語から考えよう

さて、「UFO」の正式名称は「Unidentified Flying Object」。

「Unidentified」=「未確認」、「Flying」=「飛行」、「Object」=「物体」となりますので、そのまま「未確認飛行物体」という意味になります。単語の頭文字をとって、「UFO」になっているのですね。

そして、発音に関しては、似たような略語で考えると分かりやすいはずです。 例えば「アメリカ合衆国」を意味する「United States of America」の略は「USA」です。これを「ユーサ」と読む人はまさかいないでしょう。 間違いなく「ユー・エス・エイ」です。   さらに、遺伝子を意味して使われる「DNA」という言葉は日本語にも定着していますが、英語圏でも「ディー・エヌ・エイ」とアルファベットを一つずつ発音します。

これらと同じように、基本的にアルファベットの略語というのは、アルファベットのまま読みます。繋げて読んではいけません。 ですので、「UFO」の読みも「ユー・エフ・オー」になります。英語圏に行って恥ずかしい思いをしないためにも、知っておくとよい知識かもしれません。

 

日常的に使える便利な略語をご紹介

ASAP = As soon as possible

日常的に使うちょっと面白い略語もあります。一つ目は「ASAP」。 これも読み方は「エイ・エス・エイ・ピー」なのです。では、なんの略か? その答えは「as soon as possible」です。「できるだけ早く」という意味ですね。ビジネスメールなどでよく見かける言い回しです。ただし、少し偉そうな響きになってしまうので、上司から部下への指示等で使われことが一般的です。間違っても、部下から上司へ使ってはいけません。 一方で、日常的な友人との会話では砕けた表現として使っても問題ありません。 「I want to meet you ASAP.」なんていうふうに、「できるだけ早く会いたい」などと言うこともできます。

BTW = By the way

もう一つ、ご紹介したいのが「BTW」という略語。これは「ところで」と話題を変える時や、「ちなみに」と補足的な事柄を伝える時に使う「by the way」の略です。 読み方は同じくアルファベットの名前で「ビー・ティー・ダブリュー」と読みます。

ASAP」と違うのはかなり砕けた略語であること。ですから、こちらはビジネスメールなどで使うのは不適切になりますので、併せて覚えておいた方がいいですね。    

和製英語の気を付けて! 英語圏で通じない略語

  また、日本独自の略語もあります。「NG」という言葉は、みなさん使いますよね。これは「良くないよ」を意味する言葉で、英語の「No Good」の略です。「エヌ・ジー」と発音するので、一見正しい使い方のように感じられるのですが、実は和製英語。 海外では通用しないので、注意が必要です。      

例外もあるのでご注意を!

最後に、略語の読み方でも、ちょっと例外はあります。 それは、「NASA」という略語。これは、英語圏の人も「ナサ」と読みます。「エヌ・エイ・エス・エイ」ではないので、こちらもご意ください。「パソコン」、「コンビニ」、「スマホ」……。日本語に独特の略語があるように、英語にも様々な略語が存在し、日本語と違った発音のものも多いです。 こうしたことを覚えていくと、ネイティブらしい英語に一歩近づけるかもしれませんね。