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本の音声を音読して、ネイティブな英語に近づく方法【スピーキングのコツ】

英語を一生懸命勉強しているけど、もっと英語らしいものとして身に着けたいと思っている人も多いことだと思います。

しかし、何から始めたらもっと英語力が上達するのか迷うことも多いですね。

そんなときはまず、英語の「音」を利用してみてはどうでしょうか。

書店で購入できる英語に関する本には、ほとんどの場合「音声CD」が付属されています。

付属されていなくても、ダウンロードで音声を手にいれて、手軽にネイティブスピーカーのきちんとした標準的な発音を聞くことができます。

 

英語らしい英語への近道

大人も子供も耳から入る「音」で英語らしい英語を身に着ける

英語に限らず、すべての言語は「音」から自然と吸収していきます。

ある言語のネイティブスピーカーになるための方法は、小さいころから自然と耳に入ってくる音を真似し、自然と上手になるしかないのです。

しかし、大人になってからの「英語」の勉強法には種類がありすぎて困ってしまいますね。

実は、子供のころと同じで、大人になってから英語らしい英語を身に着ける方法は「音」なのです。

「音」はじっとしていても勝手に耳に入ってきます。

音声CDなどをセットして、英語音声を再生するだけで手軽ですよね。

さて、ここで音声を効果的に活用する方法はどんなものがあるでしょうか。

聞き流す、聴きながら一緒に読む、聴きながら書き取り(ディクテーション)をしてみるなど。

色々な方法があると思います。

 

「音声の内容を理解」してから聞くことが大切

10年以上前の英語教育では「日本語訳」中心の勉強法でした。

自分で孤独に一生懸命に「日本語訳」をやってこそ、本当のテキスト内容を知ることができるというものでした。

しかし、学習法の研究が進み、現在はこの真逆の順番で取り組むことが重視されています。

「日本語訳」を見てからテキストを読むという方法です。

 

効率的な英語学習法

1.音声の内容をテキストできちんと理解する(日本語訳などを参考にする)

 ↓

2.音声CDなどを使って、英語を英語として聞く

 

より一層効率よく英語を習得することができるように、まず内容を理解してから音声を聞いてみましょう。

 

ネイティブスピーカー音声を聞く準備をする

音声付きCD(音声ダウンロード可能)書籍を手にいれる

まず音声CDやダウンロード可能な音声付きの本を入手します。

音声が付属していない本でも構わないのですが、発音やイントネーションなどネイティブスピーカーの発音の真似がきちんとできるようになったら購入しましょう。

音声なしで最初から文字だけに頼って読むと、変な癖がついてしまったり、三日坊主になってしまったりと良いことはほとんどありません。

 

音声をiPodスマホに音声をコピーして持ち運ぶ

ラジカセやオーディオデッキを使用して練習することも可能ですが、移動先でちょっとした時間に練習できるように準備しましょう。

自宅などの決まった場所で練習したい人は、CDをセットするだけで簡単に始められます。

 

英語を音で練習する方法

英語の練習方法として代表的なものは次の3つです。

リピーティング

昔からとてもポピュラーな方法です。

音声が流れたあとに、音声を止め(リピート用音声CDでは無音部分があるのでそのまま止めずに)、テキストを見ながらその音を真似して言ってみる方法です。

オーバーラッピング

テキストを見ながら、音声と一緒に発音していく方法です。

「リピーティング」がきちんとできるようになったら始めます。

発音やアクセントをネイティブスピーカーの音声とほぼ同じになるまで繰り返し練習します。

シャドーイング

オーバーラッピングとよく似ていますが、この練習ではテキストを見ません。

文字通り、音声にラップを被せていくような練習方法です。

テキストを見ないで、音が聞こえたらそのまま真似して発音します。

音声で英語を練習する方法になれてきたら、他の音声CDやインターネットの音声などを聞きながら、このオーバーラッピングで練習してもよいでしょう。

ただし、音声の内容は事前に理解しておくと、より効率的な練習の助けになります。

 

まとめ

音声CDやダウンロード可能な音声書籍が山ほど発売されているので、効果的に活用しましょう。

しかし、ただ音声を聞くだけでは内容がすぐには耳に残らないでしょう。

テキストの内容をきちんと理解してから、リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングを繰り返し練習すれば、必ず「英語の音」が「英語の内容」となって頭の中に残ります。